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2008年7月31日 (木)

日本の味覚に勝るものなし

出張で日本に滞在した2泊3日(ほとんど2泊2日ですが)は、続く会議と取引先との食事であっという間に過ぎてしまいました。日中の気温は香港と大差はありませんが、夜の気温は日本のほうがかなり涼しかったですね~。香港は昼と夜の気温差が余りありませんからね。でも、オフィス内の気温はかなり違いました。勿論、日本のほうがかなり暑かったです。。。エコとやらで、冷房温度が28度に設定されているため、あちこちで団扇が動いています。そんな中、狭い部屋で何時間も会議するのですから、本当に気分が悪くなってしまいました。一方の香港は、冷房温度を10度に設定したりするお国柄。駐在後既に1年4ヶ月が過ぎて香港に慣れてしまった私にとって、日本のオフィス温度は既に耐えがたいものになっていたのです。

さて、今日は家内が出産後初めてお弁当を作ってくれたのですが、中に入っていたお肉が美味しかったのです。帰宅して夕食のメニューはステーキだったのですが、これもお昼のお肉と同じ味でなかなか美味しい。味といっても調味料の味ではなく、お肉そのものの味ですね。そこで家内に聞いてみると、「香港に来てから初めて、和牛を買ったの」と言います。何でも「普段はガラスケースに入っている宮崎牛が、売れないと切られてパックされ、半値で売られているみたい」だそうです。この宮崎牛、普段の価格は約2,000円/100g。私がまだ日本にいた頃、近所に評判のお肉屋さんがあったのですが、そこで好んで買っていたお肉(和牛)は約400円/100gですから、果たして金額通り5倍の美味しさかどうかは別として、普通に手の出せる値段ではありません。しかし、これが半額の1,000円/100gであれば、物価の高いここ香港ではそこそこ手の届く値段になります。日本での値段はおそらくその半分ぐらいでしょうから、そんなに豪勢なお肉という訳ではありませんが、それでも家内は「焼くのに油は使わなかった」と言いますし、食べ終わった後、安い外国産の牛肉に慣れた私は胸やけしたほどです。牛肉本来の味といい、さすがは和牛ですね。。。それにしても、ニューヨークでは毎週しゃぶしゃぶを1.5ポンドを食べていた我が家も、変われば変わるものです。

北京オリンピック開幕が間近に迫っていますが、そのオリンピック期間中に北京出張が決まってしまいました。ホテル代が10倍近くまで高騰していますので、日帰りです。日帰りはきついから嫌なんですけどね。。。

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2008年7月26日 (土)

夏本番!!

プロジェクトの稟議を上げるタイミングが近づき、朝から夜までお昼ごはんを食べる時間もなく仕事に没頭していて、心の余裕がなくなっているせいか、ブログの更新も滞っております。「心・時間・お金」のゆとりのうち、どれか一つが欠けてもなかなか上手くはいかないなあ、というのが正直なところですが、前向きな仕事に没頭できているのは幸せなことではありますよね。はやく実現できるといいのですが。このプロジェクト関連で、明日から日本に出張します。

さて、前回の記事を載せた後から香港の天候は一変。これまでずっと降っていた雨が止み、強烈な太陽が照りつける、あの夏の香港がやって来ました。新聞によると、一昨日は九龍にある人口密度世界最高地点・旺角(モンコック)では摂氏41度を記録したそうです。「コンクリートジャングルが気温上昇を加速」と書いてありましたが、どうやら日本でも香港でも起こっていることは同じようですね。湿度が高いため体感温度が40度を超えることがしばしばの香港ですが、昨年の異常な猛暑に比べれば、まだかなり過ごし易いような気がします。昨年を経験したので慣れたということもあるでしょうが、それだけではなさそうです。今日は気温摂氏35度ですが、湿度が何と30%台!!と香港では考えられない程低いため、暑くてもカラッとしていて、それほど汗をかきません。明日から日本に戻りますが、エコとやらでオフィス内の空調を28度に設定している日本のほうが、もしかしたら暑さを感じることになるかも知れませんね。

皆さん、世界の国で日本から食材を最も多く輸入している国はどこだと思いますか? 真っ先に思い浮かぶのがアメリカで、事実そうだったのですが、香港が遂にアメリカを抜いて第一位に踊り出したそうです(香港だけで一位なのですから、中国全体ではダントツで一位ということになります)。人口3億人の米国を、人口7百万人の香港が追い抜いたというのは驚きですよね。地理的に日本により近いこともあり、日本から空輸した食材を含め、町には日本の食材が溢れ、日本料理がごく普通の存在になっている香港。ただ、高所得者比率が日本を遥かに上回るだけに、値段も相当に高めなのが、香港に駐在する日本人にとって最も頭の痛いところと言えるでしょう。ケチケチしないで、もっと物価調整手当を上げてくださいよ、と会社に文句の一つも言いたくなります。多くの駐在員家庭では「持ち出し」になっているのが現状で、一回の飲み会で消えてしまうぐらいの手当ではとても家計を賄うことなど出来ません。駐在するなら、物価の安い国に限りますね、本当に。。。それか、我が社のようなケチな会社には入らないことです(笑)。

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2008年7月13日 (日)

異常気象

去年の夏は猛暑、冬は厳寒と異常気象の続く香港ですが、今年の夏はどうかというと「豪雨と冷夏」といった感じでしょうか。6月初めに数日、冷房を入れないと寝苦しい夜がありましたが、それ以外は気温20度台後半、体感温度30度少々という、この時期にしては異例の「冷房不要の夜」が続いています。そして、連日の豪雨で6月は「観測史上最高の雨量」を記録。この状態は7月も続いており、つい先日などは「100年に1度の集中豪雨」で、郊外に住んでいた女の子が雨の中外出し、増水した川に流され水死したことが報道されたほど。都市化の進む香港ではかなり珍しい事件となりました。

まだ暫く続きそうな雨に、流石の香港人もうんざりの様子ですが、雨が止んでしまえば「体感温度40度超」「日中、公園に人影が全くなくなる」「夜とても熟睡できない」ほどの酷暑が待っているだけに、個人的には寧ろこの快適な気候が続いて欲しいぐらいです。

さて、二人目の子どもが誕生してから1ヶ月半。誕生直後に病院で「おっぱいがもっと欲しい」と絶叫し本当に声がかれてしまった長男と異なり、二人目は女の子だからでしょうか、非常に静かで夜泣いても家内以外気づかないという状況が続いていましたが、最近はなかなか夜寝付かない(但し、一度寝てしまえば朝まで起きないことも多い)のが悩みの種。昨日も夜9時過ぎに目が覚めた後、お風呂に入れたりおっぱいを飲ませたりして早く寝かそうとしたのですが、結局寝たのは深夜2時。今日は同僚を自宅に呼んでお食事会をするためその準備もあり、家内はダウン寸前です。来週からは長男のサマースクールが始まりますので、日中はだいぶ楽になりそうですが。。。

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2008年7月 6日 (日)

とてもゆっくりは出来なかった!? 日本一時帰国。

つい先刻、日本への一時帰国から戻って参りました。日曜日発、翌週の日曜日着の7泊8日の旅でしたが、うち2日は香港←→日本の移動、2泊4日は寝台特急による東京←→九州間の移動でしたから、ゆっくりできたのは実質2日!のトホホな日程でした。でも仕方ありません。今回の一時帰国の目的は「夏休み入りした長男の面倒を家内が見ると、産まれたばかりの長女と合わせて2人の面倒を見なければならなくなるため、長男のサマースクールが始まるまでの2週間のうちせめて1週間は、私が長男の面倒を見る」というものだったからです。つまり、私の夏休みは長男の相手をするために取ったもので、決して「ゆっくりして日頃のストレスを発散する」ものではなかったからです。

以前にも申し上げましたが、私の実家は「大分県竹田市」にあります。大学生の頃まで何度も乗った「寝台特急富士」が来年初めには廃止されることが確実な情勢で、そうなると東京~九州間の寝台特急は全滅となります。廃止される前に、鉄キチの長男が乗りたがっているブルートレインに乗せておこうと思った次第です。

長男は4歳ですから、私と同じ寝台を利用するなら運賃・特急料金・寝台料金とも全て無料です。しかし、4歳児と狭いベッドを共有することなど無理がありますし、「ベッドが空いていても、そこに料金を払わない4歳児を寝かせることは認められない」との杓子定規な緑の窓口の見解もあり、料金を払って堂々と使用することにしました。しかし。。。

行きの「はやぶさ・富士」号の12号車に乗っていたのは、最初(東京駅)から最後(別府駅)まで私達二人のみ。長男が「ターザン」と称してベッドの上段を右から左へ飛び回っても、大声でウルトラマンの歌を歌っても、気にする必要は全くありませんでした。それはそれで良かったのですが、これでは廃止になっても致し方ありません。車内販売も翌朝の徳山駅までありませんから、ヒロさんのご助言のように、乗車前に東京駅の大丸でお弁当をこれでもかと買い込みました(笑)。翌朝分まで。でも、余りにも乗客が少なくて可哀想なので、車内販売でコーヒーとジュースを購入しました。尚、前を走る貨物列車が人身事故とやらで、別府駅到着も1時間半遅れるおまけ付きでした。 027 029 032 035 047

長男のたっての希望で、帰りも富士号を利用することになったのですが(泣)、東京発の富士号がまたぞろ人身事故で3時間遅れたため途中で運転打ち切りになったため、大分始発のはずが小倉駅始発に変更とのトラブル。まったく、行きも帰りも何てことだ。。。でも、長男はブルーのソニックに乗れて喜んでいましたが。049_2 051 053 057

小倉駅に着くと、「富士号は門司駅始発になりました」との掲示がありました。併結する「はやぶさ」号が博多発と聞いたので、小倉駅からはやぶさ号に乗り、門司駅で富士号側の車両に乗り換えようと思ったところ、小倉駅にやってきたはやぶさ号には富士号の車両も既に連結されておりました。どうやら、富士号も博多発だったようです(笑)。小倉駅で乗車した際、私達二人が乗車した4号車は行きと同じく私達だけだったのですが、本州側に入ってから団体さんが乗ってきたため、下段ベッドは3つを除いて埋まりました。でも、皆さん富士駅で下車しましたので、後は東京駅までまた私達二人だけ。長男の歌声が車内に響いておりました。

以前、まだ富士号が併結されず単独での運転だった頃、使われていた客車は24系25型でした。これは、客車自体は発電設備を持っていないため、電源車と呼ばれる車両を1両つないで客車の冷暖房や照明等を賄っていたのですが、発電設備がない分客車はかなり静かで、列車の走る音だけが響いていた印象があります。ところが、今ははやぶさ号との併結になったため、客車そのものに発電設備を持つ14系15型と呼ばれる車両になっています。行きに乗ったのがその発電設備を持つ車両だったため、夜通し騒音に悩まされました。帰りにわざわざ発電設備のない車両を指定したのは、そういう理由がありました。お陰で、帰りは騒音を気にせずぐっすりと眠ることが出来ました。もっとも、運転が下手でガックンガックン前後に揺すぶられたのには少々閉口しましたが。。。

帰りの富士号乗車前に、小倉駅の井筒屋のデパ地下でまたお弁当類を大量に買い込みましたが、お店の人が優しくてプチ感動。やっぱり九州の人は一味違います!?

尚、寝台特急を利用しての往復の料金は、私と長男(子ども料金)を全て合わせて8万円以上。遅い、古い、高いでは乗客が減るのも無理はありません。客車の外側はボコボコになっている部分もあり、車内も禁煙車にも関わらず染み付いた煙草の臭い。廃止が迫っているから補修もしないのでしょうが、物悲しさが漂います。個人的には16年ぶりの寝台特急で感慨深いものがあったのですが、時代の変化に付いていけなかった、私とほとんど変わらない歳を刻んだ列車の末路はこうなるしかなかったのかも知れません。昔は感じなかったのですが、夏場に風呂のない不便も痛感しました。飛行機ならば、株主優待券を使えば安い、早い。そりゃ飛行機を使いますよねえ、普通。。。

ところで、東京駅で寝台特急を降り、重たい荷物を引きずりながら上野駅に辿り着きました。恐竜好きの長男を「国立科学博物館」に連れて行くためだったのですが、コインロッカーを探すと、何と全て封鎖されています。サミットの警備は分かりますが、何の代替措置もないのは如何なものでしょうか。。。行きも帰りもトラブルがあった上、この大きな荷物をどうしろって言うのよ、JRさん。相変わらずのお役所仕事ですなあ。「ご迷惑をお掛けしますが」って言葉だけなんですから。

文句をもう一つ。香港発のJAL便も1時間半遅れ(滑走路閉鎖とか。理由は知らされず)。成田発の今日のJAL便も1時間半遅れ(エンジントラブル)。もう、勘弁してくださいよ、本当に。。。

大分県竹田市は、過疎がどんどん進む「限界集落」ですが、日本一の炭酸泉・長湯温泉(今回宿泊したのは、「丸長旅館」(お風呂は写真))あり、阿蘇・久住山系に磨かれた豊富な湧水あり、美味しい食材あり、瀧廉太郎の「荒城の月」で歌われた岡城あり、と素晴らしいところです。湯布院、黒川温泉、阿蘇、久住が全て1時間圏内です。一人でも多くの皆さんが、公共交通を利用してこの竹田市にお越しくださいますよう、お願い致します。101 090

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